代表的な壁紙クロスの特徴を紹介!リフォーム好き必見!

代表的な壁紙クロスをご紹介 DIY

壁紙を選ぶ際に気になるのが、主な素材の特徴ではないでしょうか。

今回は、日本の住宅で主流な、5種類の壁紙について解説します。それぞれのクロスについて詳しく説明するので、壁紙のリフォームの際にぜひ参考にしてみてください。

ビニールクロス

ビニールクロス」は、ビニール樹脂を主原料として製造されたクロスです。

そのため、耐水性や耐久性が高く、汚れや湿気に強いため、キッチンやバスルームなど湿気の多い場所でも使われます。また、ビニール樹脂には消臭効果があるため、ニオイの気になる場所にも適しています。

表面は平滑でシンプルなデザインが多いため清潔感があり、また、自由に色を選ぶことができるため、インテリアのアクセントになることもあります。

施工も比較的簡単で、壁面に接着剤を塗ってクロスを貼り付ける方法が一般的です。ビニールクロスは、低コストで手軽に壁面をリフォームできるため、DIYやリフォーム初心者にもおすすめの建築壁紙です。

紙クロス

紙クロス」は、パルプを用いた洋紙タイプ、和紙を原料としたものや合成紙タイプなどがあります。音を吸収し、空気を通す特徴があるため、寝室として使う和室に最適です。

本物の和紙を使用することで、日本古来の本格的な和を感じられる内装を取り入れることもできます。紙クロスを使用することで、よりリアルで美しい内装に仕上げることができるでしょう。

比較的欧米で使用されることが多いため、ヨーロッパやアメリカなどで見られる多種多様な模様・デザインの壁紙が多く使われています。そのため欧米のようなデザインの住宅に近づけたい場合に使われることも多いです。

織物クロス(布クロス)

布クロス」は、建築壁紙の一種で、天然素材や合成繊維を主原料として製造されたクロスです。

高級感や重厚感があり、触り心地が柔らかく、落ち着いた雰囲気を演出することができるため、ホテルや旅館、美術館などで多く使用されています。

布クロスには、多彩な柄や色があり、自分好みのインテリアを実現することができます。また、断熱性や防音性に優れているため、室内の温度や音の調整にも役立ちます。

布クロスは比較的高価な建築壁紙であるため、専門業者に依頼して施工することが多いです。しかし、その分、高級感や耐久性に優れているため、長期間使用することができます。

木質系クロス

木質系クロス」は、木材をベースにした壁紙の一種です。木目や木の質感を再現しており、部屋に自然な雰囲気を与えることができます。

素材としては、木質系クロスには天然木材を使用したものと、コルクを用いたものがあります。天然木材を使用したクロスは木目の表現が細かく、高級感がありますが、価格が高い傾向があります。一方、コルクを用いたクロスは、木目が粗く表現されることが多く、リーズナブルな価格帯で販売されることが多いです。

木質系クロスは、一部屋だけでも自然な雰囲気を演出することができ、木材の風合いを取り入れたい方におすすめの壁材です。

オレフィン系クロス

オレフィン系クロス」は、建築壁紙の一種で、オレフィン樹脂を主原料として製造されたクロスです。

そのため、耐水性や耐久性に優れ、汚れや湿気に強く、キッチンやバスルームなどの湿気の多い場所でも使用されます。また、熱可塑性があり、加熱することで形状を変えることができるため、施工時の加工性が良く、複雑な形状の壁面にも対応できます。

オレフィン系クロスには、多彩な柄や色があり、シンプルなデザインからエレガントなデザインまで幅広い選択肢があります。施工も比較的簡単で、壁面に接着剤を塗ってクロスを貼り付ける方法が一般的です。

オレフィン系クロスは、耐久性やデザイン性に優れ、手軽に壁面をリフォームすることができるため、低コストで高品質な建築壁紙の一つといえます。

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