部屋の壁紙を変えると印象がガラリと変わりますし、気分転換にもなります。
新築のような気分も味わえるので生活にハリがでてきます。
また自宅で壁紙のDIYができると、コストパフォーマンスが断然いいです。
最近のクロス(壁紙)は消臭や防カビ効果といった機能性に加え、デザインも豊富です。
クロスの張替えが自由にできると生活に変化ができるので、人生が楽しくなります。
家族や友達と家で楽しく過ごしたい人にはおすすめです。
クロスを張替える時は、まず古い壁紙をキレイに剥がさなければなりません。
裏地を傷つけてしまうと、新しいクロスの糊付きが悪くなります。
古い壁紙を剥がす作業はクロスの張り替えの中でも、最も重要な作業の1つです。
壁紙を剥がす時に必要な道具
剥がす時のポイントは裏地を傷つけないことです。
既に裏地が剥がれてしまっている時は、補修用パテを使って段差をなくす作業が必要になります。
キレイに剥がせれば補修は必要ありません。
剥がしにくい壁紙はスクレーパーを使ってすくい取るように対応します。
・カッター
・スクレーパー
・脚立
・ドライバー
・補修用パテとヘラ
・サンドペーパー
古い壁紙を剥がす手順
① コンセント周りの配線器具を、ドライバーを使って外します。
② 剥がす壁紙の隅からカッターで切り込みを入れていきます。
カッターで切り込みを入れる作業が最初は大事になります。
下地まで切らないように丁寧に切り込みを入れていきます。窓枠や配線プレートの際に注意しながら進めて行きます。
③ 切り込みを入れた壁紙の継ぎ目から剥がしていきます。まとめて剥がせそうであれば、なるべく繋がった状態で剥がしましょう。
④ 壁紙の下にある白っぽい裏紙が薄く残るように剥がします。裏紙が浮いている上からクロスを張っても、見栄えが悪くなるだけなので剥がします。
⑤ 剥がれにくかった部分は、スクレーパーをつかって剥がしていきます
⑥ 裏紙と裏紙が剥がれて壁の石膏部分が露出しているところがありますが、このままだと貼り付ける壁に段差があり、クロスが上手く貼れません。
補修用パテで真っ平らにしていきます。
⑦ 壁の凸凹や小さい穴などをパテで補修し、サンドペーパーで貼り付け部分を真っ平らにしたら剥がす作業は終わりです。
コツと注意点
自分でDIYができると確かにコストパフォーマンスは良くなりますが、古い壁紙を剥がす作業だけ業者に頼むこともできますので、無理をしない選択をおすすめします。
裏紙がしっかり残っていると、新しいクロスが接着しやすいので作業が滞りなく進みます。剥がれて石膏が露出した部分は、補修用パテを使って平面にしていくことで糊つけし易くなります。
最近は糊が最初から付いているシールタイプのクロスもありますのでキレイに剥がせれば、貼り付けは素人でも行うことは可能です。
クロスを張り替える時は家具の移動が必須になります。専門業者によっては有料で家具の移動を引き受けるところもあります。見積もりを出す際は複数の業者に頼んで慎重に検討しましょう。
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