アイリーン・グレイ – 巨匠コルビュジェも嫉妬した名デザイナー

アイリーングレイとは

Eileen Gray / アイリーン・グレイは、モダニズムの代表と言われる、アイルランド出身の女性建築家でありインテリア・プロダクトデザイナーです。1878年アイルランドに生まれ、デザインを学ぶためにロンドンとパリに行き、1906年からフランスを拠点にプロダクト・デザイナーとして活躍。独学で建築を学び、南フランスに海辺の住宅「E.1027」を自ら設計したことで注目を浴びます。その「E.1027」のために作られた家具の一つである、ガラスとステンレスのサイドテーブル「アジャスタブル・テーブル E.1027」が代表作として今も根強い人気を誇っています。他にも代表作に、ラウンドフォルムが特徴的な名作チェア「ビバンダム」やアイリーンのデザインに魅了されたファッションデザイナー、イヴ・ サンローランのコレクションの一つであり、2009年当時インテリア史上最高額の28億円で落札された「ドラゴン・チェア」などがあります。1976年にパリで逝去。

E1027

フランス、コートダジュールの地に立つ、貴重な家具と内装を備えた別荘「E1027」。
モダニズム建築の中でも最も重要な住宅作品の1つである。
しかし、その歴史は数々のスキャンダルに見まわれ、不法占拠者の手による破壊の危機もあった。
この家を設計したのはアイルランド人のアイリーン・グレイ。女性建築家の草分けである。当時の社会の旧弊な男性優位主義と、「モダニズムの父」とされる建築界の巨人ル・コルビュジエとの確執によって、グレイの存在は長い間、世間からほとんど忘れ去られていた。

コルビュジェとの確執

20世紀最高値をつけた椅子

「アイリーン・グレイ」は当時としては珍しい20世紀の女性建築家であり、家具・インテリア・プロダクトデザイナーです。女性という事で評価されにくかった時代でもあり、様々な出来事が彼女の周りではありましたが、100年近くの時を待ってようやく彼女の作品が高く評価されるようになってきています。

なんと「アイリーン・グレイ」の初期のデザイン作品の椅子はオークションで2850万ドル(約30億3000万円)という値段を付けています。イヴ・サン=ローランとピエール・ベルジェの家にあった作品に高値が付いています。

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